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初めての中国

2018.02.3

1ヶ月近く経っておりますが、お正月休みにツアーで行った中国の西安を写真でご紹介したいと思います。

これまであまり行きたいと思ったことがなかった中国ですが、旅行会社から届くツアーの案内冊子を見て、このツアーなら行ってみたいかも・・・となり、申し込んで行ってきました。

西安は中国の真ん中あたりにあり、中国の中でも歴史が古く日本でいうところの京都・奈良のような感じの場所だとのことで、たくさんの世界遺産があり見どころもたくさんあります。また空海や安倍仲麻呂、三蔵法師など日本人も知っているような歴史上の人物に関する施設等もあります。初日が大晦日だったこともあり空海が修行した青龍寺で、除夜の鐘をツアー参加者は特別につかせてもらいました。(中国では除夜の鐘をつくことはないそうです)こちらのお寺では春になると日本から寄贈された桜がきれいですよと現地ガイドさんが言っていましたが、西安は春は黄砂が舞い、夏は盆地で蒸し暑くなるので、今の時期に旅行に来られてよかったですねとも言われました。

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兵馬俑です。秦の始皇帝の陵墓の近くにあります。混雑の少ない朝に行きましたが、それでもたくさんの人が見学に訪れていました。国外にも兵馬俑を貸し出して博物館等で展示することもあるようですが、現地で見る方がスケールの大きさを実感できます。(水を張っていない巨大なプールに並べてあるような感じです。)農家の方が井戸を掘ろうとして偶然見つけたそうで現在1号抗から3号抗までが発見されているとのことですが、まだ土に埋まっていたり修復ができていないものも数多くあるそうです。他の場所にある博物館にも兵馬俑の一部が展示してあり、こちらはより近くで見ることができました。ひとつひとつ顔も服装も違ったつくりになっています。じっくり眺めていたら誰かにそっくりな顔が見つけられるかも?

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西安は歴史を感じさせる古い建物と近代的な建物が混在して面白いです。碑林博物館には大きな石に書を彫ったものがたくさん展示してあり、かつてはこれに墨を塗って拓本を取り書の練習をしていたそうです。かなり大きな石板に丁寧に文字が彫ってありました。日本の某新聞社が社名に使っている書体もここにはあるそうです。この付近には文具店が立ち並び、書道用の筆や紙、はんこなどを扱っているお店が数多くありました。私は買いませんでしたが、ツアー参加者の方で筆等を買い求める方も何人かいました。(筆が安かったそうです。)

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滞在日の最後の方は西安も雪が降りました。市内もあちこちでライトアップされていて、とてもきれいでしたが、外を歩く時はさすがに寒く感じました。オプションで申し込んだショーでは華やかな踊りのショーがいろいろあり千手観音のパフォーマンスも見ることができました。

渡航前はトイレや衛生面で多少不安でしたが、持参した胃薬のお世話になることもなく、少人数のツアーで他の参加者の方とも仲良くなれて楽しめました。現地ガイドさんや添乗員さんの対応が素晴らしかったこともあり、たまにはツアーで旅行するのもいいかなと思いました。